カコテクノスでは毎月1回、小野工場にいる社員が集まって朝礼を行っています。
そのとき社員の1人から、自由に一言皆さんへお話をして頂いています。
その内容をこちらへ掲載しております。都合により掲載のない月もあります。
2018年12月 | 話し手: 製造部 Yさん 約1年半前から現在の部署に配属になりました。○○の組立を担当しています。その組立で治具を使っていますが、それを使うことで不良が出ていないので紹介したいと思います。 作業前に使用するネジを員数管理できる治具があります。縦に数、横に台数を、ネジの種類が書いてあり、○○では数が多く員数管理が大変なため、付け忘れの不良を避けるため治具を使っています。誰でも簡単に早く正確にネジを集めることができます。ネジを使った後の治具を見れば、付け忘れがないか確認ができます。今までネジの付け忘れ不良がないのは、この治具のおかげだと思っています。 皆さんも不良を未然に防げる治具、確認できる治具を作成し、不良を出さないようにしましょう。 |
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2018年11月 | 話し手: 技術部 Aさん 今年も今月を含め残り1か月となりました。ついこの前まで暑い暑いと言っていましたが、最近では寒く感じる日も増えてきました。 11月3日の社内旅行は良い天気に恵まれ、少し暑いくらいでしたが、朝晩は冷えてきていますので体調管理に気を付けてください。 去年の話になりますが、監督者研修の講習で「ピンチはチャンス」との講義があり、この講義の先生は高校時代の同級生、部活が同じで一緒に頑張っていたチームメイトでした。当時彼はそのような考え方ではなく、私と同じように「ピンチはピンチ」と後ろ向きな考え方だったように思います。高校卒業後いろいろな経歴を経て、前向きな考え方をするようになったんだなと思いました。 人は思い一つで自分自身の方向性を決めることができます。不具合を発生させてしまった時に、反省することはもちろんなのですが、反省するだけで立ち止まってしまってはいけないと思います。 「ピンチはチャンス」と前向きな考えを持ち、対策を考えることにより、より良い対策が思い浮かぶのではないかと思います。 |
2018年10月 | 話し手: 製造部 Fさん 8月末に次男が手術を行いました。経験された方もいるかと思いますが、右鼠蹊部のヘルニア、いわゆる脱腸です。本来ならお腹のなかにある腹膜や腸の一部が足の付け根の筋膜の間から、皮膚の下に出てくる病気です。 小さい子供がなる病気と思われがちですが、実は40代以上の私たち中高年世代にも多く起こる病気だそうです。腹圧のかかる製造業や立ち仕事をされている方が多いそうです。 次男は7月末に足の付け根にゴルフボールサイズのふくらみが突然起こり、痛かったのが始まりでした。24時間以内に押し込まないと出たところが圧迫されて壊死し始めるので、手術までの期間、何度か出るたびにドキドキさせられました。手術当日初めてK中央市民病院に行きましたが、その時の看護師や医師の対応に驚かされました。 まず小児科の受付で名前と年齢の確認、次に小児外科の扉の前で、担当医師の前で椅子に座って、処置室で看護師が点滴を入れる前に、5階の子供センター詰所で、病室のベッドの上で、手術室の扉の前で、最後手術台の上で麻酔をかける前にも名前と年齢の確認がありました。初めはなぜ同じことを何度も聞くのか、連携がうまく取れていないのかと不思議に思いました。しかしそれは絶対に起こしてはいけないミスを防ぐための、最良の手段だとわかりました。病院は一歩間違うと死につながります。デジタル化が進んで、外来受付も診察券を入れれば簡単にできますが、機械の情報をうのみにして確認せず処置を行うと取り返しのつかないことになりかねません。現場で名前を聞くという作業は一見アナログ的で効率が悪そうに見えますが、一つ一つきちんと確認をして行うことがミスをなくすことにつながるのです。 これは医療だけではなく、私たちが今行っている仕事にも通じるものがあると思います。大きなミスを防ぐためにも、私たちも一つ一つ確認するということが大切ではないでしょうか。次男の手術を機に、他の職業のそういった取り組みを見てこちらも勉強になりました。 |
2018年9月 | 話し手: 製造部 Mさん 今期から係長になったので、自分自身のレベルを上げないといけないと思い、上期に「見える化の実践」という通信教育を受講しました。その中で「あるべき姿を描いて取り組んで行こう」という言葉があり、自分自身が40歳を超え、今までいったい何を描いて取り組んできたのか振り返ってみました。 20代のころから保安装置の組み立てをしていますが、当時はひ弱で毎日の仕事がしんどく、苦痛の連続でした。このままではやっていけないと思い、取り組んだことは、体力をつけて疲れない体を作ろうということでした。そこからランニングをして、時にはマラソン大会に出たりして体力をつけたおかげで今までやってこれたのかなと思います。 会社もあるべき姿を描いて常に活動しています。そこに向かって皆で頑張っていきましょう。 |
2018年8月 | 話し手: 技術部 Kさん ここ数年世の中の変化と共にカコテクノスの事業内容もだいぶ変化してきまして、これまでとは異なる分野に携わる事が増え、新しい発見に喜びを感じていらっしゃる方々、一方これまでの経験を生かしきれない、なかなか見いだせずに苦労されている方々、様々な状況で日々業務に取り組まれていると思います。 そんな中、製品は日々カコテクノスからお客様に出荷され、その後確実に人々の生活の一部になっています。 6月にKさんがこの場で、人と人とのつながりを大切にすることを最優先に考えると、大変心強い決意表明をしてくださいました。今目の前にある仕事は決して当たり前にあるわけではなく、皆様方、定年を迎えてもなおご尽力されている方々、退職されていったOBの方々が、単に製品を納入するだけでなく、これまで築いた人と人との関係を大切にし、製品を介し、信頼関係を構築されてきた結果だと思います。 ただ大きな波にのまれますと、この信頼関係をもってしても、これまで築いてきたものが一瞬で失われることもあります。 「築くは一生、壊すは一瞬」という言葉がありますが、再度構築するためにはこれまでの信頼関係だけではなく、日々技術力を積み重ね、進化することが不可欠だと考えています。皆様と一緒にこれからもがんばっていければと思います。 |
2018年7月 | 話し手: 品質保証部 Iさん KAKO STANDARD52ページの5S整理整頓についてお話します。 周りを見ていて仕事ができるという人は、考え方の整理整頓ができていると感じます。仕事をする上で、机の上、作業台の上では直結して作業効率につながります。必要なものが1秒で取れるのか3秒かかるのか、これが年間になると相当な時間になります。必要なものをいつでも誰でも取り出せるようにすること、これは書類でも工具でも考え方でも同じことが言えると思います。 例えばパソコンでファイルを探すのに費やす時間ですが、事務職で年間100時間も探す時間に費やすと聞いたことがあります。こういった事を整理整頓することで、どうやって改善していくか、考えて、実行することが大事だと思います。またそれを習慣化することで、考え方の整理整頓にもつながると思います。自分もそのような人に近づいていければと思います。 皆さんも作業効率を上げるという意味でも整理整頓の習慣化をお願いいたします。 |
2018年6月 | 話し手: 技術部 Kさん 私が今仕事をしている受注品活動ですが、メーカーから装置会社に発注するのが今までの流れで、それだとコネのある老舗しか仕事が取れませんでした。しかし最近方針が変わり、各メーカーが一括受注するようになっています。そこで私たちにもチャンスが出てきています。 一括受注したもので、大きい装置は大きいメーカーが取っていきますが、残りの隙間の部品、標準化部品以外のものについて問い合わせが来ていて、そういう隙間の仕事を一生懸命やっています。 新しい仕事を取るのはかなり難しいところがあり、某社とは7年になりますが、やっと80種類くらいになりました。とっかかりの、まず入るところが難しかったです。まずは見積り、入札をしなければいけませんが、実績がないと入れません。人と人とのつながりを大切にして助けて頂いてなんとかやってきました。 某社がある件で困っていたことがあり、手伝ってほしいと話がありました。カコテクノスの銘板を貼って出すことに躊躇もありましたが、提案をして受注に至りました。この時某社内で引っ張り上げてくださる方がいて、カコの実績を中で説得してくださいました。入札で入っても次の仕事につなげるのはもっと難しく、中の方の助けや出会いによって、また別の入札の声をかけて頂いたりすることで、新しい仕事につながりました。そして一度実績ができると徐々に次々に声がかかるようになり現状に至ります。 自分の実力だけでなく、人のつながりが大事だと痛感しました。順次仕事のリピートも出てきており、工事としては来年、再来年とまとまった形となっています。今後も皆様のご協力もよろしくお願いいたします。 |
2018年5月 | 話し手: 製造部 Aさん 自分の子供が小さい頃に後悔していることがあります。 「何でできひんの?」と問い詰めたことが何度もあって、そういう言い方をしてしまうと、できない理由や言い訳を考え始めてしまいます。 それを「どうやったらできる?」という言葉に少し変えるだけで、建設的な意見が、次に進めるきっかけができるのではないかと感じています。 その人ができるようになってほしいのか、できないことを単純に責めたいだけなのか、言葉の持って行きようでその人の少し先の未来が大きく変わるのではないかと反省しています。 問いかける側も責任のある発言をしたいなと思っています。 |
2018年4月 | 話し手: 品質保証部 Fさん 今年も早いもので4月となりました。最近は年のせいか時間の流れが速いと感じています。 少し前の話ですが、2月に平昌オリンピック・パラリンピックが開催され、日本人選手がたくさんのメダルを取られていました。 そのときメダリストのインタビューを聞いて感じたことは、関係者や周りの方々にまず感謝の気持ちを述べていたことです。 自分だけの力では良い成績が取れないと感じていることがよくわかりました。 これは我々の仕事も同じで、一つの製品を作るのに社内外多くの人々が関わり、皆さんが良い製品を作ろうと日々努力されています。 仕事を頂いているお客様、協力している周りの方々に感謝の気持ちを忘れず、努力を重ねてお客様に満足して頂ける品質の良い製品を作るよう努力していきたいと思います。 |
2018年3月 | 話し手: 製造部 Cさん 仕事の中で相談を受けることがあると思います。 聞き手も忙しく、相談を受けた時に軽く返事をしてしまうことがあると思います。 そういう時は質問をしている方はなんとなく聞きにくい雰囲気になり、結局聞きたいことの7~8割しか聞けないということがあると思います。 しかしそれが思わぬ不良発生にもつながるということもあるかもしれません。 後になってから、時間を取って話を聞くこともできますが、よく聞いてみると前に相談を受けた時には出て来なかった質問が出てきたりします。前に聞いていれば違うアドバイスができていたかもしれません。 事後になってからではせっかく前に相談に来てくれた意味がありませんので、相談をする方、聞く方もしっかり時間をとって話をすればそういうことがなくなりますので、今後の作業に役立てて頂きたいと思います。 |
2018年2月 | 話し手: 営業部 Nさん 18年度も第1四半期が終わります。 各自、目標の進捗状況の振り返りをお願いします。 受注が現在○億弱と大きな数字となり、昨年同月には○億でしたので、当時より多くの注残を抱えています。 |
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